予防医学にサツマイモ

ビックサイトで開催中の食品開発展に行ってきました。
目的はサツマイモを健康食材として売り出しているところがあるかの視察と、弊社で販売するサツマイモの成分分析や機能性評価をしたいので、検査実施してもらえる企業の調査です。

一つ目については、残念ながらサツマイモを使ったものは見当たりませんでした。
傾向としては、大麦若葉やキノコといった昔からある健康食材と、近年注目されているアサイー・チアシードといったスーパーフード食材を使ったものが多かったです。

二つ目については、幾つか見つかったので、実際に問い合わせをして、問題なさそうであれば依頼する予定です。食品成分表には載っていないサツマイモに含まれる機能性成分について主に分析したいと思っています。

予防医学にサツマイモ

さつまいもカンパニーのビジョンにある通り、サツマイモを通じて健康的なライフスタイルの提供を皆様に行いたいと考えています。

サツマイモには病気を治す成分はあまりないかもしれませんが、豊富でバランスのよい栄養分を含むことから「病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」ことはできます。

健康食品と言われる食材を取り入れることは否定はしません。しかし、日々の食生活に少し気を配ることで、わざわざ健康食品を買わなくても、健康的なライフスタイルを送ることは可能だと考えています。

サツマイモを食事に取り入れ、一日の生活に必要な栄養素をバランスよくとりましょう。

インドへサツマイモ視察、現地で大学芋も作ってみました

インドでのサツマイモ展開の可能性を探るべく、現地にサツマイモ状況の調査を行ってきました。

インドで最も安全な都市 プネー

訪れたのはインドで8番目に大きな都市「プネー」。
人口は500万人位。金融と経済の中心であるムンバイに近く、高速道路で3時間ほどの距離。
街は緑が多く、高原に位置するため、大都市の富裕層の避暑地として発達した歴史があります。
多くの有名な研究施設や高等教育機関があり、街では学生を多く見かけました。
大型〜中型のショッピングモールも幾つか存在します。

プネーにおけるサツマイモの販売状況

スーパーとローカルマーケットの両方で、どのようにサツマイモが売られているのか見てきました。

2箇所のローカルマーケットを回りましたが、どちらでもサツマイモは一種類のみ。かごに山盛りにされて売られています。
サイズや形は不揃いで、傷も多く、やや小さめのものが多かったです。

値段はどちらも80Rs/Kg(約160円/Kg)だったので、日本に比べてかなり安い。ただ現地パートナーに聞いたところ、今はお祭り期間中で倍近い値段になっているとのことでした。

スーパーでは他の野菜と同じようにケースに入れられて売られていました。こちらもサイズや形は不揃いで、小さめのものが多いです。

値段はどちらも69Rs/Kgだったので、ローカルマーケットよりも少し安くなっていました。

インドにおけるサツマイモ料理

現地パートナーに聞いた限りですが、サツマイモはお祭りの期間中に食べる特別な料理に使うだけで、日常的にはあまり食べることはない。
料理はサツマイモを茹でてから、シロップをつけて甘くして食べるそうです。(後述する大学芋に似ている)

マーケットでサツマイモを買ったところ、店員のおばちゃんが皮をむいて、輪切りにし始めたので、丸ごと焼き芋にしたりするということはなさそうです。生で食べることもあるとのこと。

インドで大学芋

急きょ大学芋を食べてみたいというリクエストに応えるため、スーパーでサツマイモを買って、現地パートナーの家の台所を借りて作ってみました。

ハチミツと白ごまを使用しています。

ほぼ初めてに近く、記憶をたどって作りましたが、パートナーの家族にも好評でした。
インド人はフライされたものや甘いものが好きなので、大学芋はインド人に受け入れやすいのでは?という評価でした。

インドでのサツマイモの可能性を探る

あと、日本のサツマイモ加工品もいくつかサンプルで渡してきました。現地でアンケートをとってもらう予定でして、どのような評価を得られるか楽しみです。

結果が分かり次第、またこのブログにて報告させていただきたいと思います。

さつまいもをネットで売ることに挑んだ3年間の話

2012年の秋に始まり、2014年冬まで3シーズンに渡って、さつまいも通販を営んできました。
さつまいもカンパニーで事業を引き継いで続けていきますが、ひとつの区切りとして3年間について書きたいと思います。

1年目

最初はいも類全般に注目。
いも類に注目したのは、主食としてのポテンシャルがありながら、米や麦、豆に比べると地位が低く感じたこと。
いも類の地位向上をはかりながら、専門ショップとして販売できれば面白いな~という考えから開始しました。
(他にもいろいろ考えてですが、結局は面白いと思えるかどうかで決めたところが大きい)

いも類全般を扱う通販サイトを目指していたので「おいもオールスターズ」という名前にして、さつまいもだけじゃなく、じゃがいも、山芋、菊芋などとりあえずいも類を全般的に扱ってました。

反省点としては、「いも類全般」としたことで、
通販をする上で重要なSEO対策の打ち手が分散する。コンテンツを作るのが大変。
仕入れ先の農家さんは、じゃがいも、さつまいも、山芋などのうち、どれか一種類だけを作っているので、種類を増やそうとするとそれだけ取引先を増やす必要がある。
など、つまりは時間と手間がかかる割には、売上が伸びにくいのがつらかった。

2年目

1年目の反省から扱う商品に絞り込みが必要との結論に。
コンスタントに売れていたのはやはりさつまいもだったので、さつまいも一本にすることにしました。

ちょうどお手伝いいただける人が出てきたので、さつまいもに絞って仕入れ先の農家さんを一緒に開拓。
九州だけではなく、茨城県、新潟県、埼玉県などに足を運んで、交渉。
何件かの農家さんがお付き合いいただけるとのことでしたが、販売時期や注文方法などについて、すんなりと話がまとまらず、結局あまりラインナップが増えませんでした。

この頃は、さつまいも原料のお菓子類も扱おうと、加工品を作ってるメーカーなどにも商談に行き、スイートポテトや干し芋も取り扱っていました。

満点青空レストランで紹介されたさつまいもの品種を、通販で売っているサイトがうちともう一か所しかなかったことで、注文が殺到するといううれしいハプニングはありましたが、一方でクレームも発生したので(テレビで紹介していたほど美味しくない等)、メディアによる紹介はメリット・デメリットの両方があるなと感じました。

3年目

お菓子の販売が伸びないので、青果とお菓子を同じサイトで買い求めないだろう、じゃあどっちがやりたいのか?と考えたら、やはり青果だろうということで、青果一本に絞り込み。
ラインナップとしては2年目と変わらずですが、セット品の名前や説明を変えたり、レシピ紹介をしたりと少しだけ変更。

別の事業が忙しかったこともあって、あまり新しい手は加えられなかったですが、昨年度からのリピーターも出てきたりして、さつまいもに貢献できているという実感が少しわいてきたところでした。

総括

産地直送という仕組みなので、どうしても3Kg以上での販売になってしまいます。
友人・知人に言われることが一番多かったのが、この量の問題です。

「3Kgもさつまいも買ってもそんなに食べられない」

もちろん生鮮野菜に比べると日持ちしますし、きちんと保存してあげれば一か月以上楽しめるものですが。
あとは、食べるために時間がかかる、食べ方に工夫がないというのも大きいかもしれません。

また、これは販売側の問題ですが、量だけではなく時期などについても柔軟に応じることができないもの改善点です。

今期はこれまでの反省を活かして、すこし販売モデルから見直しをかけるつもりです。

さつまいも通販のこれからについては、後日書きたいと思います。

さつまいもをとことんやる会社を作ったよ

本日、さつまいもカンパニー合同会社の登記をすませてきました。

自分にとっては2社目の手続きなので、手続きに伴う印紙の購入や、登記書類提出は事務的であっけないものです。
(法務局に入ってから出るまで30秒ほどしかかかってないと思う)

手続きはあっけないものでも、この法人という器をもとにして、事業を拡大していくんだ!という覚悟がみなぎってきました。

「さつまいも」という言葉が社名に入っている会社は、たぶん日本唯一といっても過言ではないと思ってます。
世界を見回してもないかも。

さつまいもで事業を成り立たせる。
この言葉だけだと、なかなかハードルが高いと感じますが、まだまだ既存の市場も完全飽和とは言い難く、また未開拓な市場は残っていると感じています。

さつまいもカンパニーに対する想い、さつまいもに対する想いなどは、このブログにてこれから発信していこうと思います。