SURVIVE

8年前の6月6日に会社を設立しました。

志半分、独立したいが半分だったので、独立当初は具体的な仕事がある状態ではなく、日々日々減っていくお金に、何度もサラリーマンに戻ろうかと思ったことがあります。

そこまで起業・独立にこだわることはない、実現する方法はいくらでもあるはずだ、そんな話を耳したこともあります。実際に、同時期に起業した方で辞めてしまった人もたくさんいます。

でも、一度始めたことは絶対に無理だとなるまでは続けるべきだと、道が開けるまでひたすら前を向いて進む、SURVIVEすることを目標にいろいろな仕事をしてきました。

その点が繋がって線になって、今もなんとか続いています。いろいろな人との出会いや、偶然でしかないキッカケみたいなものをうまく繋げてきた…それしかないような気がしています。

これからも、常に新しいことに挑戦し、常に考えてより良い道を探っていきたいと考えています。

鹿児島県さつまいもスマート農業実証コンソーシアムに参画しました

農林水産省が公募を行った「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」において、鹿児島きもつき農業協同組合を代表機関とする「鹿児島県さつまいもスマート農業実証コンソーシアム」が提案を行った実証課題「さつまいも生産に対するスマート農業一貫体系の導入による「超省力化・規模拡大」「単収増加・高品質化」の実証」が採択されました。

さつまいもカンパニーが目指す組織のかたち

私は組織で働くのに向いていないと子供のころから言われていました。
また、研究者へのあこがれもあり、大学院に進学を決めたタイミングでは研究者になることを目指していました。ただ、大学の研究室でいろいろアカデミックな世界も自由さがなく息苦しい世界だなーと思い、いつか自分で事業を興すぞと思いながらも、いったんは普通に就職することにしました。
会社員時代も、基本的に好きにやらせてもらっていた気がしますが、組織の方針が個人の考えよりも優先される場合が多いことに窮屈を感じていました。

また、私は根本的に人には上とか下とかはないと思っていて、もちろん敬意をもっている方には丁寧な対応をしますが、必要以上に持ち上げたりすることなく、おべんちゃらを言うこともなく、基本的にはどんな方にもフラットな対応をすることにしています。

進化型組織
このような考えから、組織に属するメンバーは同列で遠慮しないオープンな状態であること、各々の得意なことや好きなことで役割を分担しながら自由に活動し、その結果として自律的に会社が動くような組織が自分では理想に思えてきました。

また、誤解を恐れずに書くと日本はすでに経済的には衰退期です。
出世や成功がキャリアの目標だった時代は終わり、会社は幸せを実現する場所で、仕事は幸せを追求するものではないかと感じていました。(なのでワークライフバランスという言葉には違和感を感じます)

そんな中、ティール組織(進化型組織)の本を読みました。
まさにこれだと思いました。

さつまいもカンパニーで私は、組織が存在する理由、将来の方向性を常に追求し続けています。
また、私がさつまいもを通じて実現したい世界に共感した人=共通の目的をもった人が、主体的に参加してくれることを望んでいます。

インターン生に求めること
現在、さつまいもカンパニーではインターン生の募集を行っています。
さつまいもカンパニーのインターンの特徴は、主体性や自律性が求められることでしょうか。
また、採用にあたっては、さつまいもカンパニーのカルチャーに合うかどうかを重要視しています。さらに、事業や業務は多岐にわたり、変わることもしばしばあるので、その状況にいかに対応できるかという柔軟性やポテンシャルを重視しています。

仕事を単純化すると、取り組む、解決する課題を設定し、そのためにはいま何が足りなくて何をするべきかを明らかにし、それをひとつひとつ取り組んで乗り越えていくだと思います。

インターン生には、私がさつまいもカンパニーとして取組んでいきたいことを伝え、大体の方向性を伝えますが、細かくどうすれば良いかは考えてもらうようにしています。もちろん困ってたり、進捗が滞っている時はこうしたほうが良いんじゃない?というようなアドバイスはします。

結果的にうまくいかなかったとしても、各自が自律的に動いた結果であれば、その責任は問わないようにしています。

業界誌「養豚界」に「最新技術と農業」を寄稿しました

養豚業界者向け月刊誌「養豚界」2019年1月号に「最新技術と農業」を寄稿しました。

一月号のテーマが「どうなる?養豚×ICT IoT」ということで、スマート農業を題材に概要や技術、活用事例やその課題について解説し、養豚業での今後の活用についても提言させていただきました。
「現場の方が読むので言葉の解説からお願いします」というご要望にお応えできるように、出来る限りわかりやすく書くことを心がけました。

芋づる式に関係をつなぐサツマイモ型経営

起業家や商売人はガンガン前に出て社交的なひとが成功するというイメージが、一般的にはあるのではないでしょうか?
たしかに私よりも少し上の年配の経営者に会うとそういうタイプの方が多いという印象です。
で、そういう方からすると、私のようなタイプは理解されないのか、怒られることがありました。

また昔から、ひょうひょうとしていたり、のらりくらりしているところがあるので、旧友や親類と会うと本当に経営者としてやっていけてるの?と心配されることもあります。

これはやはり最初にあげた一般的な経営者のイメージとは違うのでということになると思うのですが、私自身、たぶん一昔前の時代であれば、やっていけないだろうなと思います。

また、急成長を目指す必要がある資金調達を伴うスタートアップのようなことは、私には難しいと思っています。
MBAのケーススタディで様々な企業の成長や栄光と挫折を疑似体験した上で、(とりあえず今のところは)自分にはそのような起業は合ってないと感じています。
もちろんスタートアップのような起業スタイルへの憧れもありますし、今後も考えてなくはないですが。

ひとまずさつまいもカンパニーは成長は遅くとも愚直にビジョンを達成すべく進んで行きたいと思います。

サツマイモ型経営
私は基本的に経営を通していろいろな人と繋がり、新しい価値を共創していきたい!ということを強く思っています。
そして、上に書いたようにひょうひょうとしているおかげなのか、人徳なのか?(笑)いろいろな人がいろいろな人を紹介してくれ、そのおかげでビジネスになったり、困ったことがあっても解決できたりしてきました。

そう芋づる式に人とつながり、人とのつながりを大事にする「サツマイモ型経営」がモットーです。

弊社のビジョンやブランドをぶれずに浸透させていき、さつまいも産業の振興にとってオンリーワンの位置を築いていきたいと思います。

サツマイモでSDGs達成を目指す

サツマイモでSDGs達成を目指すプランを日経ソーシャルビジネスコンテストに応募していましたが、ダメでした。

ただ、コンテストに応募した際に書いた、自分が実現したいことや考えていることをとりあえず詰め込んださつまいもビジネスプランinアフリカに対して、ナイジェリア人の方が英語でいろいろコメントをくれたので、日本語に訳しながら読んでました。
いやーかなり鋭く具体的な指摘でワクワクものです。

プラン名は「Development of Agricultural Diversification using sweet potato in Nigeria」

さつまいもの生産から加工、流通、販売まで&そこにITを組み合わせちゃえというプランです。
このプランが実現できれば『ナイジェリア人にとって雇用と富を創出するだけでなく、ナイジェリアの食糧と栄養保全にもつながります。』と書いてくれていて、非常に嬉しいです。

ナイジェリアはFAOの統計では、2016年度において世界第二位のサツマイモ生産国です。将来は世界第3位の人口になると言われていますが、一方で貧困永続化の懸念も。サツマイモパワーが貢献できれば!と思います。

サツマイモで世界をより良くしたいと思っているので、日本のある地方の活性化も、アフリカなど途上国でやりたいことも、自分の中ではあまり変わらないんですよね。
もちろん難易度や取組内容は全然違いますが。サツマイモを通すと世界は一つです。

数年後に日経ソーシャルビジネスコンテストの審査員は見る目がなかったとなるように頑張ります。

起業は何をするかよりも誰とするか

Cash is King
起業して事業を営む上で「Cash is King」という言葉は良く耳にします。
これはすごく当たり前のことだけどみんな忘れがちなので、資金ショートでゲームオーバーということは多々あります。
赤字が続いてもキャッシュがある限り事業は続けることが可能です。

さて、私が起業した時、資金ショートが怖いから固定的なキャッシュアウトを減らそう、運転資金が増えないようにコントロールしようと思いました。
また、定期的なキャッシュインを確保できる事業をまずは作ろうと考えました。
前者は「とりあえず1人で始めて、小さく産んで大きく育てば良い=1人起業」という考えになり、後者は「現金商売で日銭が稼げるものにしよう=小売」になりました。

Team is King
起業して2年間近くは1人でやってきましたが、やはり1人で起業しても事業はあまり大きくなりません。
チーム作りも同じぐらい重要だということに気づきました。

自分のえがいた事業構想に賛同して、加わってくれる人を見つけ出すこと。
「何をするか」よりも「誰とするか」
ビジョナリーカンパニー風にいえば、バスに乗せる人を決めてから行き先を決める。
「Team is King」という言葉が重要になってくると思います。

起業する人は、自分に自信を持っていますので、少々無理だと思っても自分だったら(一人でも)どうにか出来る!と思ってしまいます。(現に自分がそうでしたので…反省。)

ただ自分一人で頑張っても、せいぜい1.5~2人前ぐらいの事業ボリュームにしか出来ないなと気付きました。
自分の目指していたことをやり遂げるなら、やはりチームを組んで、何倍、何十倍にもしていく必要があるなと思います。

さつまいもカンパニーも株式会社に組織変更し、これから拡大していこうと思っています。