グリーンインフラ論のレポートを通じて

グリーンインフラ論のレポート採点が終わりました。
点数だけで良いですよと言われたけど、頑張って約90名のレポートにコメント付きで返しました。

学生に出したレポートテーマは「地元の食や農業の課題または地域活性化の取組みに関する課題を調べて、その解決策を提案する」です。まずは自分の身近な範囲で何が起こっているのか知る、またその土地ならではの利を活かすことを考えることが大事かなと。90通りの地域や課題、考え方があって、採点するのも勉強になって楽しかったです。

ただ、2つほど良くあるパターン(たいていの地域で抱えていること)で終わってしまっている学生も多く、もう一歩踏み込んで欲しかったです。

よくあるパターン1
(課題)農業人口が減少しているので、特に若い新規就農者を増やしたい
(提案)若い人の農業への関心が薄いのが原因。農業体験などの機会を増やす。

よくあるパターン2
(課題)地元の特産品の知名度が低い
(提案)給食に出す。駅など一通りの多いところでPRしながら売る。

授業後に学生から授業を受けて考えたことや感想などを提出してもらうのですが、それを読んでいると本当にいまの学生は真面目で、自分の意見や考えをきちんと書ける人が多いなと思います。(教えている側の先生らと話をしていると、自分が学生の頃は…な話になるのも面白い)

意識高い系ではなく意識高いままに進んでいってほしいと願ってます。