グリーンインフラ論の講義を終えて

大正大学でのグリーンインフラの講義が終わりました。
継続してほしいとの声はいただいていましたが、来年度はいろいろ忙しくなりそうだったので、残念ですが1年間で終わることにしました。
時間的な余裕があれば続けたかったです。

さて、最終の4半期は私が主担当で食や農業について基本資料作成および講義をすることになっていたので、以下のようなテーマで、100分間分の授業&講義資料作成をやりました。

  1. 農産物の生産・流通・販売(農業の多面的機能、流通の仕組み、JAや卸売市場の役目、六次産業化)
  2. 作物のポテンシャルの探求(さつまいもの魅力と可能性)
  3. 食や農業の課題と社会企業活動(耕作放棄地、品種流出、フードロス、食の安全・安心など様々な課題とそれに対する国の施策や民間サービスについて)
  4. 食料安全保障(SDGs、持続可能な農業、食料安全保障/食料自給率)
  5. 食や農業とテクノロジー(フードテック/アグリテック/スマート農業)

マクロな視点から現場の小ネタまで、各テーマもうまく繋がるようにできたかなと自画自賛です。自分の頭の中の整理にもなりました。
総じて思ったのは、消費者側の食生活の変化、リテラシーの問題が大きいなと。全国民が受けても良い授業になったんじゃないかと思いました。

学生からの評価が高かったのは、やはりさつまいもの魅力と可能性を語る回でした。
先生が一番輝いて講義していました!とか、私もそれぐらい打ち込めるものを見つけたいとか、そういう感想が多かったです。

コロナ禍の影響ですべてオンライン授業になったため、大学の教壇に立つことはできませんでした。
また機会をいただけるのであれば、やってみたいと思います。