インドへサツマイモ視察、現地で大学芋も作ってみました

インドでのサツマイモ展開の可能性を探るべく、現地にサツマイモ状況の調査を行ってきました。

インドで最も安全な都市 プネー

訪れたのはインドで8番目に大きな都市「プネー」。
人口は500万人位。金融と経済の中心であるムンバイに近く、高速道路で3時間ほどの距離。
街は緑が多く、高原に位置するため、大都市の富裕層の避暑地として発達した歴史があります。
多くの有名な研究施設や高等教育機関があり、街では学生を多く見かけました。
大型〜中型のショッピングモールも幾つか存在します。

プネーにおけるサツマイモの販売状況

スーパーとローカルマーケットの両方で、どのようにサツマイモが売られているのか見てきました。

2箇所のローカルマーケットを回りましたが、どちらでもサツマイモは一種類のみ。かごに山盛りにされて売られています。
サイズや形は不揃いで、傷も多く、やや小さめのものが多かったです。

値段はどちらも80Rs/Kg(約160円/Kg)だったので、日本に比べてかなり安い。ただ現地パートナーに聞いたところ、今はお祭り期間中で倍近い値段になっているとのことでした。

スーパーでは他の野菜と同じようにケースに入れられて売られていました。こちらもサイズや形は不揃いで、小さめのものが多いです。

値段はどちらも69Rs/Kgだったので、ローカルマーケットよりも少し安くなっていました。

インドにおけるサツマイモ料理

現地パートナーに聞いた限りですが、サツマイモはお祭りの期間中に食べる特別な料理に使うだけで、日常的にはあまり食べることはない。
料理はサツマイモを茹でてから、シロップをつけて甘くして食べるそうです。(後述する大学芋に似ている)

マーケットでサツマイモを買ったところ、店員のおばちゃんが皮をむいて、輪切りにし始めたので、丸ごと焼き芋にしたりするということはなさそうです。生で食べることもあるとのこと。

インドで大学芋

急きょ大学芋を食べてみたいというリクエストに応えるため、スーパーでサツマイモを買って、現地パートナーの家の台所を借りて作ってみました。

ハチミツと白ごまを使用しています。

ほぼ初めてに近く、記憶をたどって作りましたが、パートナーの家族にも好評でした。
インド人はフライされたものや甘いものが好きなので、大学芋はインド人に受け入れやすいのでは?という評価でした。

インドでのサツマイモの可能性を探る

あと、日本のサツマイモ加工品もいくつかサンプルで渡してきました。現地でアンケートをとってもらう予定でして、どのような評価を得られるか楽しみです。

結果が分かり次第、またこのブログにて報告させていただきたいと思います。