先週の土曜日にひたちなか市で開催された世界ほしいも大会に参加してきました。
なぜか名前は関係者名簿に載っていました。いつの間にか関係者?!
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地域エコノミストの藻谷浩介氏とグラフィックデザイナーの佐藤卓氏との対談から始まりました。
正直なところ、一時間近く時間をとった割には内容が薄かった。たぶん事前の打ち合わせがほとんどされていないんだろう。かみ合ってるようでかみ合ってない話が続いた印象でした。時間もおしていたので、早々に切り上げて、次の産地や事例発表にうつってほしかったです。
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干し芋事業に関わる方々のパネルディスカッション、ほしいも産地発表会と続きました。(高校生によるプレゼンテーションは時間の都合上聞けず)
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世界と銘打っただけに、ほしいも産地として中国、韓国、タンザニアからも参加されていました。韓国の方のプレゼンテーション後に事情により退出してしまったので、他の国のことは聞けなかったのが残念でした。
韓国はさつまいもの品種管理がきちんとされておらず、品質に非常にばらつきがあるという話が衝撃でした。
原料のさつまいもが高い、消費者に対する啓蒙が必要などは日本と同じ課題だと思います。
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会場外では国内および国外の干し芋が数多く売られていました。
ただ国内の干し芋は多くが「紅はるか」か「玉豊」を使っているものばかりで、他の品種の干し芋が少なかったのが個人的には残念でした。(一部に隼人芋、泉、ムラサキ芋を使っている商品もあり)
対談の中でもありましたが、いろいろな特徴をもった品種の干し芋を作り、その特徴をきちんと伝えることができれば、産地にとって大きな武器になると思います。どこも紅はるかで作っていても面白くないと思うんですよね。
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海外に目に向けると、インドネシアのさつまいもを使った干し芋(製造は国内)は美味しかったです。韓国や中国はそこそこ美味しかったです。
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タンザニア干しいもプロジェクト「Matoborwa」の干し芋です。固くてあまり甘くなかったです。まだまだこれからですね。
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干し芋は健康食としてグローバルマーケットで受け入れられる可能性が大いにあり、また貧困国での栽培から商品化までの展開など、世界をみるといろいろな展開が考えられます。
ただ、干し芋という日本の食文化が広がるのは良いですが、海外産&製造の干し芋も近年急速に品質が上がっているそうなので、うかうかしてられません。
製品自体が海外との競争にさらされるようになると、どうしても価格の低下はまぬがれません。価格の低下を避けるためのブランディングなど、戦略は考えないといけないなと思いました。
その他、会場にはほしいも環境講座の垂れ幕がかかっていました。
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