日本・大学芋愛協会主催の浅草・大学芋ツアーに参加してきました。
交通網が発達していない昔、サツマイモの産地である埼玉県川越から東京へは、船でサツマイモを運ぶ必要があったため、船着き場のあった浅草にサツマイモ問屋が集まっていたそうです。
その関係で、サツマイモ関連の小売店も多く、いまでも残っているそうです。(一方のサツマイモ問屋はほとんど廃業してしまっていますが)
ツアーでお邪魔をした大学芋屋さんは、千葉屋さんとおいもやさん興伸さんです。
千葉屋さんは店頭では400g~となっていましたが、200gでも販売していただけました。店員さんの手際の良さがみてて楽しいです。
おいもやさん興伸さんでは、店舗裏手にある調理場の見学と店員さんによる調理方法などの説明を聞くことができました。
おいもやさん興伸さんは浅草内の5店舗以外にも、巣鴨、北千住、上野、東京、川越などにも店舗がありますので、お買い求めやすいと思います。
ちなみに紫芋ソフトクリームを買ってみましたが、あまりサツマイモ感のない仕上がりで、サツマイモが苦手な人でも食べやすいと思います。(一方で、わざわざ紫芋ソフトクリームを食べる必要があるのか?とも思いますが…)
その後、ちかくのフリースペースに移動して、試食会&大学芋のうんちく話。
試食会では、千葉屋・おいもや興伸・ねぎし丸昇の3店舗の大学芋食べ比べ。
個人的には千葉屋さんの大学芋が一番でした。たれがすこし甘辛く、サツマイモも少しかために揚がっていて美味しかったです。ねぎし丸昇さんのは、時間が経っていたのもあるかもしれませんが、べちゃっとしていてイマイチでした。
おいもやさん興伸の社長さんからも話を伺いましたが、印象に強かったのは2点です。
- 大学芋もホクホクよりもしっとりの人気が上がってきている。しかし、しっとりとした大学芋のサツマイモは外国産。外国産だというと国産のほうを買う人が多い。
- 皮をむいて面取りをしているため、廃棄ロス率は5割を超えている。皮は放射能の関係で嫌がる人が多い。
集合時間よりも早く着いたので、浅草寺周辺をブラブラしていましたが、観光客が多すぎて大変でした。
出店も多く並んでいましたが、その中にさつまいもスティックを売る店を発見。大きいサツマイモをざっくり切って揚げて、砂糖をまぶしているみたいです。買っている人はちらほら。