グリーンインフラ論の講義を通じて

「グリーンインフラ」を専門として大学で教えておきながら、「グリーンインフラ」という言葉に出会ったのは昨年度秋ごろなのですが、地域活性化から新興国支援に繋がる道筋や都市近郊農業(住宅地近郊農業)の在り方など勉強になることいろいろです。

あと、気候危機は食や農業に対する影響として、中長期的にはかなり切実な問題だと認識を改めているところです。また、スマート農業も短期的には担い手育成や労働力不足解消が目標かもしれませんが、中長期的には環境負荷を減らし持続可能性の実現が目標に移っていく(移らざるを得ない)ような気がします。

ただ、持続可能な農業というのは聞こえは良いけど、「環境保全」と「生産性・経済性」との間にジレンマを感じますね。

今後の方向性をモヤモヤしながら考えているところです。