力なき志が無力であるように志なき力もまた無力

かつて、柔道家・大山倍達氏はこう言いました。
「力なき正義は無力なり 正義なき力は暴力なり」
それを少しもじって、今回のタイトルとしました。

起業をする人は、なんらかの志をもって始めます。しかし、(私がかつてそうであったように)何度も壁にぶつかることで、自分の無力さを痛感し、情熱を失っていきます。
そして多くの人は諦めます。
私の中では、
志=事業を通して世の中をより良くしたいという思い
力=個人的な経営力・リーダーシップ・人望等、企業としての実績・財力
です。

志の高さも大事ですが、事業である以上は儲けることも重要です。
利益は会社の血液ですから。どんだけ志が高い、かっこいいことを言っていても、利益を出し続け、そして結果的に事業を通して志を達成しなければ意味がないんです。
そして逆に、利益ばかりを追い求めていくと、長期的に従業員・顧客の心が離れ、継続性を失われていきます。